本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は一生懸命ブログをアップしていきます。(昨年7月からアップできていなくてすみませんでした)。
さて広報の井出と石巻担当の芝田で28日、29日と石巻で食品ロスとフードバンクについて講義を行いました。
1月28日は石巻市立和渕小学校の5年生対象の授業です。
広報井出が食品ロスの理由を子供達に実物を見せながらどうして食品ロスが出てくるのかを説明しました。
ワークシートを一生懸命みながら食品ロスとフードバンクについての仕組みを学んでいました。
今回の授業では子供達に「家で余っている食品を持ってくる」というお題を出して持ってきてもらい、
それぞれなぜ余っているのかをみんなの前で発表してもらいました。
「お父さん、お母さんが同じものをなぜかたくさん買ってきたから」や
「妹が商品についてくるシールが欲しくてたくさん買ってしまったから」などが理由として挙げられていました。
授業の最後には今回もって来てくれた食品をセカンドハーベスト・ジャパンに寄付していただきました!5年生の皆さんありがとうございました!
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児童の感想
「食品ロス発生のしくみとフードバンクの活用について」感想
石巻市立和渕小学校 5年1組
2014.1.28
○初めてフードバンクという言葉を聞いてびっくりした。世界でこんなことが起こっているとは…。
○5250円のまだ5カ月も食べることができる物を捨てているのが、びっくりした。
○日本の食品ロスが500~800万トンで日本の年間米の収穫量に匹敵すると聞いて、びっくりした。
○ぼくは5200円のようかんをまるまる捨てる人がいるのがびっくりしました。
○自分が今まで捨てていた、まだ食べられる食品を次からはちゃんと捨てたりせずに大切に食べたいと思いました。
○自分は、たまにご飯などを残してしまって、ママが捨てちゃうので、これからは残さず食べて、食べれる物を捨てないようにしようと思います。家に賞味期限が切れているのがいっぱいありました。
○話を聞いてもったいないと思いました。1年間だけでも1788万トンも捨てられていてびっくりしました。自分たちでも考えて食べたりしたいなあと思いました。もし捨てるとしたら、あまり食べられない人たちを助けたいです。
○自分たちが捨ててしまってもったいないと思ったときがあったけど、捨ててしまうものを、食べ物のない人たちに渡しているので、よかったと思ったけれど、それでも捨てられてしまう食べ物もあるので、捨てないように気をつけたいです。
○ぼくは今日この授業を受けてみてびっくりしたことは、日本では1年間に1788万トンも食糧を捨てているということなので、ぼくは食べ物を捨てないようにしたいです。
○私がびっくりしたことは、外国の食べ物を輸入する時、日本に着いたら食べ物のルールがあることは知りませんでした。そして、食べ物はとてもおいしいのに、ルールがあるなんてちょっとひどいと思いました。
○ぼくが初めて分かったことは、まだ食べれるのに消えているのはもったいないと思ったので、食べ物をそまつにしないと思いました。
○今日私は、日本でたくさんの食品が捨てられていることが分かりました。それを聞いて、まだまだ食べられる物もあるのにひどいなあと思いました。また、世界では食べられない人もいるので、私もまだ食べられる物などは捨てないように心がけたいです。
○ぼくがびっくりしたことは、1年間に世界で13億トンも捨てられているということです。なるべく食べ物を捨てないようにしたいです。
○ぼくは今日この勉強をしてみて分かったことがあります。それは、日本が1年間に捨てている量が1788万トンもあるということです。食べられるのに捨ててしまうということは、とてももったいないことだと思うので、これからは食べられる物を捨てたりはしないようにしようと思いました。
○まだ食べられるのに、捨ててしまっている写真を見て、5000円もするようかんで、しかもまだ食べれるのに捨ててしまうのは、もったいないと思いました。これからは、食べられる物は捨てないようにしたいと思いました。
○私は、日本ではたくさんの食べ物が捨てられてしまっていることがすごくびっくりしました。特に、まだ食べられる物も捨てられているのがもったいないと思いました。私は、フードバンクが行われていることは初めて知って、すごく勉強になる1時間でした。
○今日の授業を受けて、食べ物をもっと大切にしようと思いました。そのためには、賞味期限を確認する、要らないものは大量に買わないなどのことをちゃんとできるようになりたいです。
○私は、今回の授業でたくさんのまだ食べられる食べ物を捨てる人がたくさんいることが分かりました。その食べ物をフードバンクに渡せば、日本中のたくさんの人が食べ物に困ることはなく暮らせると知りました。なので、私はフードバンクに少しでも協力できればと思いました。
○私は家で野菜が無駄にならないように野菜の皮などを畑に埋めて肥料として使っています。私が今日初めてフードバンクがどういう意味なのかが分かりました。私は、困っている人を助けてあげられるようにと、そしてお金の無駄にならない程度に協力していきたいです。そして、物を無駄にしないようにしていきたいです。食べられる物を食べたいです。
○私は今日初めて知ったことがあります。それは、ごみの量がとても多いことです。私は前からごみが多いのは分かっていたけど、今日勉強をしてとてつもなくごみが多くてびっくりしました。食べれるのに捨ててしまうのはもったいないと思ったので、まだ食べれる物は食べれるようにしたいです。
○今日この授業をやってみて思ったことは、日本ではいっぱいまだ食べれる食品を捨てている量が多いということにびっくりしました。学校でもぜひフードドライブをしてみたいなと思いました。
○ぼくはまだ5カ月も食べられるようかんがあるのを捨てる人がいるのが初めて知りました。本当にもったいないです。(学校でアメリカみたいなことをやりたい)
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1月29日は石巻専修大学食環境学科1年次の科目「食糧問題と資源」で講義を行ってきました。
この講義ではロスが発生する仕組みや原因についての詳細と国の対策や動きなど専門的な話を井出のほうから説明しました。学生達はみな真剣に講義を聴いていて、今後の食環境について考えるための情報を得られたのではないかと思っています。
講義終盤では石巻の活動について芝田が学生に話をしました。
被災された方の中には現在でも生活に困難を伴っていること、そして、その方々を支援する上でフードバンクの仕組みが役に立つ事を理解して頂けたらと思います。
このような機会を与えてくださった和渕小学校の先生方、石巻専修大学の先生方には感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。
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