2011/04/29

ボランティアストーリー:ウォルフガング・ビエラーさん

震災発生から、多くのボランティアの方たちが食品や物資の仕分けをしてくれたり、自分の地元で募金イベントを主催してくれたりと、2HJの活動に参加・支援してきてくれました。今回は、ウォルフガング・ビエラーさんの活躍をご紹介したいと思います。彼のメッセージから、彼がいかにして2HJの震災支援活動を応援してきたかがわかります。

私の個人的な支援活動は、大阪空港からドイツに帰る飛行機を待っていたところから始まりました。私は、日本を離れるのがとても悲しく、ドイツにいる間に何かできることをやろうと決めました。まずドイツの地元の新聞社にコンタクトし、ドイツで何か日本のためにしたいので、支援して欲しい旨を伝えました。震災発生から一週間後、ドイツに到着し、震災支援用の口座を作りました。その週の土曜には私のことが記事に載りました。口座には、募金が集まり始め、震災支援用に作った私のメールアドレスには、数百もの問い合わせがくるようになりました。フェースブックのRebuild Japanというグループに参加し、このページから情報を配信しました。さらに、多くの企業や私の地元の教会、商店などのコミュニティー、私の母校などに連絡し、募金を募りました。教会や地域の商店主の集まりなどで講演をしました。私の知り合い全員にメールを送り、彼らの友達や会社にさらにこの活動について広めてくれるようにお願いしました。その結果、非常に多くの方から反響をもらいました。最後に確認したところでは、650万円以上が寄付されていました。そしてさらに幸運なことに、私の近所の方が、ストゥットガルト・オーケストラがチャリティーコンサートを開くが、支援先プロジェクトを探しているという情報が新聞に出ているのを教えてくれました。コンサートのオーガナイザーに早速、次の朝に電話し、コンサートに招待されました。チャリティーコンサートでは、2000人もの聴衆の前で、支援を訴え、2HJのための募金を募ることができました。このイベントからは、750万円以上が集まりました。合計で1400万円以上を5週間で集めることができたのです。

2HJ理事長チャールズ・マクジルトン(左)
とウォルフガング・ビエラー

野外で物資の配給をおこないました。

緊急車両証をつけた2HJのトラック 

石巻の被災地

石巻の被災地

石巻の避難所の近くで

ウォルフガングさんが荷物をおろしているところ


































































































ウォルフガングさんの大きな貢献に感謝します。

また、彼のように、世界中で募金イベントを行ってくれている方たち、ボランティアとして様々な作業を手伝ってくださっている方たちに心から感謝申し上げます。皆さんのご支援を私たちは、被災地の方たちにしっかり届けたいと思います。



写真提供:ウォルフガング・ビエラー 

2011/04/26

4/27 岩手 遠野より

岩手の遠野に拠点を置き、トラックを持ち込み、

配送のお手伝いをしています。

物資は拠点まで来ていますが、

それを細かいところまで流すことが宮城と共通の課題です。

運搬する車両が不足しているので、重宝されています。

現地の方と連携しながら、ヒアリングしたものを、

出来るだけ早く提供しております。

被災された方は、いつ仮設住宅に入れるか?

これからの仕事のことなどを不安に思ってらっしゃいます。

継続的に係わりを作ることにより、

必要なときに必要な存在として

セカンドハーベスト・ジャパンが寄り添っていけるように

活動をしていきます。

ご支援ありがとうございます。