2011/03/19

3/18 (金)仙台より 〜気仙沼市〜

チャールズ理事長を隊長とする緊急支援隊は

17(金)11時に、浅草橋の事務所を4トン車に支援物資を満載し出発。

夜通し東北道を駆けて翌午前9時前に気仙沼市役所に到着。


緊急対策本部で市内の避難所の一覧と食料の配達状況を確認しました。
同行したのはフードバンク山梨のスタッフ塩澤 拓郎。

市内全域で固定電話・携帯電話ともに不通。

唯一、KDDIのみが市役所に電波等を設置し

au携帯のみ通信可能。


市役所の掲示板には避難先を記載した安否確認が

隅から隅まで貼り出されています。


市内の避難所は大小含め約100箇所。

市役所から徒歩でアクセスできる圏内の

1000人以上の規模の避難所を視察。

商店街は津波の被害で大打撃。

それでも、瓦礫だらけの店内を力強く整理する姿が

あちこちで見かけられました。






気仙沼市に寄せられる物資は旧青果市場の倉庫に集められます。

メディアでも盛んに放送されているいわゆる“メジャー”被災地の気仙沼には

この数日で物流が回復しぞくぞくと物資が集まっています。



このセンターを中心に宮城県トラック協会が各地の避難所に

配送していますが、慢性的なガソリン不足から

震災直後は日に2回あった配送が1回に減っているとのこと。

その中でも市街中心部から特に距離のある地域のうち

津波の被害が大きく孤立している唐桑半島地域に目的地を決め

向かいました。

津波の爪跡が深く残る入り江が続く海岸沿いの道を抜け



唐桑町の対策本部が置かれる唐桑総合支所に到着



町民の皆さんとリレー方式で物資を下ろしました。





今回の支援品は、パン、バナナ、レトルトカレー、米、水、

そして多くの個人支援者の皆さんから寄せられた

食品、生活用品です。

震災の被害にも負けず明るく力強い町民の皆さん。

ソーラン節を歌いながらのリレーはこちらも温かい気持ちになりました。

再訪を約束し、仙台のフードバンク本部に戻りました。

*本日の配送

配送地域

気仙沼市、名取市、岩沼市、亘里市、仙台市内

提供先数 

25箇所

配送物品

レトルトカレー、パン、個人寄贈品、お米、おにぎり他

みなさまの温かいご支援、ありがとうございます。

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